年金受給者の確定申告とは その1

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年金受給者の確定申告とは その1

年金受給者でも、確定申告をする必要のある人がいます。

 

年金から引かれている所得税は、収入が年金のみという前提で計算されています。
給料から引かれている所得税も、収入が給料のみという前提で計算されています。

 

したがって、年金を支給されていて、かつ、給料も受け取ってる人の場合は、確定申告をして税金を正しく計算し直してもらう必要があります。

 

また、「老齢厚生年金」と「厚生年金基金」を同時に受け取っている人のように「2種類以上の年金を受給している人」つまり「2ヶ所以上に扶養控除等申告書を提出している人」についても、確定申告をしなければなりません。

 

結論としては、収入が2種類以上ある人は、確定申告をする必要があるということです。

 

年金を受け取っていて、確定申告をするべき人は、以下の通りです。

  • 年金の他に給料などの収入がある人
  • 二種類以上の年金制度から年金を給付されている人
  • 扶養親族などの申告内容に変更のあった人

上記に該当する人は、確定申告をするようにしましょう。

 

確定申告の申告期限は、翌年の2月16日から3月15日までとなっています。

 

また、年金は2ヶ月ごとに一括で給付されています。
各支払期の前月と前々月の2ヶ月分が、まとめて支給されています。

 

2月に受け取る年金は、「前年の12月」と「今年の1月」の分になります。

 

しかし、たとえ「前年の12月分」の年金が含まれていたとしても、この場合は「今年の所得」として課税されているので、確定申告時には注意するようにしてください。

 

「年金受給者の確定申告とは その2」へつづく