国民年金とは

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国民年金とは

国民年金とは、1959年に制定され、1961年に施行された「国民年金法」に基づき、自営業者(農業・漁業・商工業・サービス業など)、自由業者(医師・弁護士など)、無業者、およびその家族などに対する公的年金制度としてスタートしました。

 

1985年の公的年金制度の大幅な改正により、国民年金は「民間会社員」「公務員など」を含めた全国民を対象とした年金制度となり、「基礎年金」として位置づけられています。

 

現在の国民年金は、社会保障の観点から20歳以上60歳未満で国内に住所のある人は、すべて加入することになっています。

 

国民年金に加入している対象者は、3種類に分類されています。

 

第一号被保険者

 

日本国内に住んでいる20歳以上60歳未満の自営業者やその配偶者・農林漁業者とその配偶者・学生・国会議員・フリーター・無職の人など。

 

第二号被保険者・第三号被保険者に該当しない人は、すべて第一号被保険者となります。

 

保険料を支払わず放置している人も、第一号被保険者となります。
未払い期間は、第一号被保険者の未納期間とみなされます。

 

第二号被保険者

 

厚生年金に加入するサラリーマンやOLなどの民間会社員、公務員や私立学校の教職員など共済年金に加入する公務員など。

 

ただし65歳以降は、老齢基礎年金を給付される権利を得るまでの期間です。

 

第三号被保険者

 

第二号被保険者(厚生年金・共済年金の加入者)に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者。
専業主婦や専業主夫など。

 

被保険者とは、国民年金・厚生年金・共済年金の「加入者」を指します。
また、私立学校共済の人は「加入員」と呼ばれています。