障害年金とは
障害年金とは、年金に加入している人、あるいは、加入していた人が、病気やゲガが原因で障害の状態となった場合に、支給される年金のことです。
障害年金の種類としては、「障害基礎年金」「障害厚生年金」「障害共済年金」があります。
【障害基礎年金】
障害基礎年金とは、国民年金から支給される障害年金のことで、以下のような種類があります。
障害基礎年金
原則通りの要件を満たしたとき
20歳前の障害基礎年金
20歳前に初診日となっている病気やケガがあるとき
特別障害給付金
任意加入しなかった期間に初診日がある場合の、病気やケガがあるとき
事後重症
初診日から1年6ヶ月以後に、障害等級に該当したとき
基準障害
単独では障害等級に該当しないが、2つ合わせると該当するとき
併合
単独でも障害等級に該当するが、2つを合わせて認定するとき
その他障害
障害等級1級または2級を受給中の人が、さらに1級または2級に該当しない軽い障害によって障害の程度が悪化したとき
【障害厚生年金】
障害厚生年金とは、厚生年金から支給される年金のことで、以下のような種類があります。
障害厚生年金
原則通りの要件を満たしたとき
障害手当金
3級よりも軽い、一定の障害状態に該当したとき
事後重症
初診日から1年6ヶ月以後に、障害等級に該当したとき
基準障害
単独では障害等級に該当しないが、2つ合わせると1級または2級に該当するとき
併合
単独でも障害等級1級または2級に該当するが、2つを合わせて認定するとき
その他障害
障害等級1級または2級を受給中の人が、さらに1級または2級に該当しない軽い障害によって、障害の程度が悪化したとき
【障害共済年金】
障害共済年金とは、共済年金から支給される年金のことで、仕組みなどは「障害厚生年金」とほぼ同様です。
しかし、障害になったからといって、誰でも障害年金を受給できる訳ではありません。
それぞれの障害年金には受給要件が存在しますので、注意が必要です。