付加年金とは

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付加年金とは

付加年金とは、国民年金の第1号被保険者のみを対象とした上乗せ年金のことです。

 

自営業者など国民年金のみに加入している人は「付加保険料」を支払うことによって、国民年金(=老齢基礎年金)の受給額を増加させることができます。

 

付加年金は一生涯、本人が死ぬまで上乗せして支給されます。

 

付加年金を利用できる対象者は、「自営業者・フリーターなど第1号被保険者である人」または「65歳未満の国民年金の任意加入者である人」です。

 

ただし、国民年金基金に加入している人は対象外となります。

 

毎月400円の付加保険料を納付することによって、老齢基礎年金に付加年金を上乗せして受け取ることができます。

 

国民年金の保険料に加えて、付加保険料の400円を納付します。
国民年金保険料が未払いで、付加保険料のみを納付することはできません。

 

したがって、国民年金保険料を免除・猶予されている人は、付加保険料を支払うことはできません。

 

付加年金を受け取ることができる金額は、以下の通りです。

 

『付加年金で1年間に受け取る金額 = 200円 × 付加保険料納付済の月数』

 

老齢基礎年金は、物価の上昇に合わせて毎年4月に年金額が変動することがあります。
しかし付加年金の給付額は、物価変動によって変わることはありません。

 

付加保険料は、住所のある最寄りの国民年金の窓口に申請することにより、いつでも加入することができ、好きなときに辞めることも可能です。

 

付加年金は40年間加入していた場合は、1年間に最高96,000円を受け取ることができます。