国民年金の支給額とは

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国民年金の支給額とは

国民年金支給額はいくらになるのでしょうか?
国民年金(=老齢基礎年金)は、支給資格があれば65歳から年金が給付されます。

 

支給される金額は、以下のように計算できます。

 

【一般的な計算方法】

 

◆老齢基礎年金の年間支給額=792,100円(満額)×「保険料納付済期間の月数」÷480月(満額月数)

 

老齢基礎年金の受給権を満たす年金加入期間は25年以上であるため、「保険料納付済期間の月数」は、「最低でも300月」あることになります。

 

【免除期間がある場合の計算方法】

 

法定免除は全額免除として計算されます。
学生納付特例制度・若年者納付猶予制度は、対象外となります。

 

加入期間が480月未満の場合

 

◆免除期間のある場合の年金支給額=792,100円(満額)×(A)÷480月(満額月数)

 

(A)=(保険料納付済期間の月数)+(4分の1免除の月数×5/6)+(半額免除の月数×2/3)+(4分の3免除の月数×1/2)+(全額免除の月数×1/3)

 

加入期間が480月以上ある場合

 

◆免除期間のある場合の年金支給額=792,100円(満額)×(A+B)÷480月(満額月数)

 

まず、加入期間が480月を超える前の期間の月数を算出します。

 

(A)=(保険料納付済期間の月数)+(4分の1免除の月数×5/6)+(半額免除の月数×2/3)+(4分の3免除の月数×1/2)+(全額免除の月数×1/3)

 

次に、加入期間が480月を超えた月から超えた期間の月数を算出します。

 

(B)=(保険料納付済期間の月数×0)+(4分の1免除の月数×1/2)+(半額免除の月数×1/3)+(4分の3免除の月数×1/6)+(全額免除の月数×0)
※保険料納付済期間の月数・全額免除の月数は含めない

 

100円未満の端数は、四捨五入となります。

 

昭和16年4月1日以前に生まれた人は、「480月」を「加入可能年数×12ヶ月」に変更して計算します。