国民年金の保険料免除・猶予申請書の記入方法とは

老後資金としての年金について基礎知識を学ぶ年金入門サイト

国民年金の保険料免除・猶予申請書の記入方法とは

国民年金保険料の支払いを免除または猶予を申請する場合、「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」という書類を提出します。

また、国民年金は20歳から加入し、保険料を支払うことになりますので、学生に対しては納付特例という制度があります。

学生が国民年金の「学生納付特例」を申請する場合は、「国民年金保険料学生納付特例申請書」を提出します。

以下に、それぞれの書類の書き方について、記述します。

【国民年金保険料免除・納付猶予申請書】

提出先は、市区町村の国民年金係です。郵送でも可。
原則として、毎年度(7月〜6月)申請する必要があります。

○免除等区分
この書類で複数の申請をすることができます。
所得を基準として審査されます。
申請しない区分を「/」で消します。

○基礎年金番号

○生年月日

○被保険者(申請者)氏名

○配偶者氏名

○世帯主氏名
本人が世帯主の場合は、記入不要。

○前年所得
前年度に所得がある場合、記入します。

○市町村確認欄
ここは記入不要。

○備考欄
失業・倒産・事業の廃止などの場合、理由と日付を記載します。
雇用保険離職票(写し)などを添付します。
震災などによる場合は、被害額などを記入します。

○住所・指名・押印など

提出する書類は、以下の通りです。
  • 申請書(2枚目のみ)
  • 年金手帳(写し)
  • 失業などによる場合は、雇用保険離職票(写し)
  • 1月1日時点(1月〜6月に申請する場合は、前年1月1日時点)の住所と違う場合は、前の住所地である市町村から前年(または前々年)の所得証明を取り寄せて添付します。配偶者・世帯主分も必要です。

【国民年金保険料学生納付特例申請書】

提出先は、市区町村の国民年金係です。郵送でも可。
平成20年4月から大学等の窓口でも手続きできる学校があります。

○基礎年金番号

○生年月日

○被保険者(申請者)氏名

○前年の所得
前年度に所得がある場合、記入します。

○学校の名称

○在学予定期間
入学年月から卒業予定までを記入します。

○学校の所在地

○学生納付特例を受けようとする期間
年度単位で毎年申請する必要があります。

○住所・氏名・押印など

提出するものは、以下の通りです。
  • 申請書(2枚目のみ)
  • 年金手帳(写し)
  • 在学証明書または学生証(写し)
  • 1月1日時点(1月〜3月に申請する場合は、前年1月1日時点)の住所と違う場合は、前の住所地である市町村から前年(または前々年)の所得証明を取り寄せて添付。