特別支給の繰上げ請求書の記入方法とは その1

スポンサードリンク

特別支給の繰上げ請求書の記入方法とは その1

特別支給の老齢厚生年金の裁定請求を完了し、既に特別支給の老齢厚生年金を受け取っている人が「老齢基礎年金」を繰上げする場合、「特別支給の繰上げ請求書」を提出することになります。

 

老齢基礎年金と同時に繰り上げをする場合は、「裁定請求書」と一緒に提出します。
請求先は、老齢年金の裁定請求書先と同じ場所です。

 

特別支給の繰上げ請求書は、正式には「特別支給の老齢厚生年金受給権者 老齢基礎年金支給繰上げ請求書」という書類です。

 

以下に、「特別支給の老齢厚生年金受給権者 老齢基礎年金支給繰上げ請求書」の書き方について説明します。

 

【1ページ目(用紙の左側)】

 

○基礎年金番号または年金コード

 

○生年月日

 

○配偶者について
配偶者の年金について記入します。

 

○請求者の年金について
請求者が「特別支給の老齢厚生年金」以外に、既に他の年金を受給しているかどうかの質問です。

他の公的年金を受給中または請求中の人は、この欄に記入します。

 

○他の公的年金の支給開始日
他の公的年金を受給中または請求中の人は、この欄に記入します。

 

○60歳以後の公的年金制度の加入状況
60歳以後に公的年金に加入したことのある人は、「2ページ目(用紙の右側)の履歴」欄に詳細を記入します。

 

○全部繰上げ・一部繰上げについて
定額部分の年金と65歳からの老齢基礎年金の一部を繰り上げて受け取る人は「一部」に、65歳からの老齢基礎年金の全部を繰り上げる人は「全部」に、○をします。

 

○郵便番号・住所・氏名・電話番号の記入
請求者自身が署名する場合は、押印は必要ありません。

 

注意点としては、繰り上げ請求についてのメリットとデメリットを理解した上で請求するようにしましょう。

 

「特別支給の繰上げ請求書の記入方法とは その2」へつづく