年金の基礎知識とは その2
年金について知っておかなければならない基礎知識について、記述します。
【基礎年金番号とは】
平成9年1月、全ての年金制度に共通した「基礎年金番号」が定められました。
平成8年12月、公的年金に加入していた人に対して「基礎年金番号通知書」が通知され、すでに年金を給付されていた人に対しては、基礎年金番号が記載された新しい「年金証書」によって通知されました。
【年金手帳の色について】
過去の年金手帳は、表紙がオレンジ色でした。
平成9年1月以降は、すべての公的年金制度に共通した年金手帳となり、表紙が青色になっています。
【代理人が年金手続き・問い合わせをする場合】
年金の手続きや問い合わせをするのは、原則として本人となっています。
しかし何らかの事情により、本人以外の代理人が年金相談に行く場合、以下のものが必要です。
◇委任状
◇代理人自身の身分証明書(例:運転免許証、健康保険証など)
委任状の書き方としては、任意の用紙で大丈夫ですので、以下の項目を記載します。
『委任状』
『申請者(依頼する本人)の情報』
住所
氏名
生年月日
基礎年金番号
『私は、下記のことについて知りたいと思いますが、(理由: )のため、貴所に直接出向くことができません。
つきましては、下記の者に委任いたします。』
『代理人(委任された人)の情報』
住所
氏名
申請者(依頼する本人)との関係
『知りたい事項・問い合わせ内容など』
【住所変更の届け出をする場合】
住所変更を連絡していないと、社会保険庁からの重要書類などを受け取ることができません。
それぞれ該当する場所で、住所変更を申請するようにしましょう。
◇年金受給者、または、60歳以上で年金を受け取っていない人・・・社会保険事務所
◇第一号被保険者・・・市区町村役場の国民年金担当窓口
◇第二号被保険者・・・勤務先
◇第三号被保険者・・・配偶者の勤務先