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年金をもらう条件とは
年金をもらうためには、一定の条件があります。
年金の給付には「老齢給付」「遺族給付」「障害給付」という3種類の給付がありますが、それぞれの給付要件を満たしていないと、年金を受け取ることができません。
老齢給付とは
年齢を重ね、高齢になったことによって受け取ることができる年金のこと。
一定の年齢に達したときに、給付される。
遺族給付とは
死亡によって遺族に受給される年金や一時金のこと。
加入者等が死亡したとき遺族に給付される。
障害給付とは
病気・けがによる障害によって受け取ることができる年金や一時金のこと
病気・ケガで障害の状態となり、障害と認定されたとき給付される。
公的年金には、「国民年金(20歳以上60歳未満の国民全員)」「厚生年金(民間会社員)」「共済年金(公務員など)」の3種類がありますが、それぞれの年金について「老齢給付・遺族給付・障害給付」が存在します。
○国民年金の場合
◇老齢給付・・・老齢基礎年金
◇障害給付・・・障害基礎年金
◇遺族給付・・・遺族基礎年金
○厚生年金の場合
◇老齢給付・・・老齢厚生年金
◇障害給付・・・障害厚生年金
◇遺族給付・・・遺族厚生年金
○共済年金の場合
◇老齢給付・・・退職共済年金
◇障害給付・・・障害共済年金
◇遺族給付・・・遺族共済年金
「国民年金」「厚生年金」では「老齢給付」といいますが、「共済年金」では「退職給付」と呼ばれています。
また、「老齢基礎年金」「老齢厚生年金」「退職共済年金」をまとめて「老齢給付」と呼ぶことがあります。
「基礎年金」は「国民年金」を指しています。
さらに一般的には、老齢給付は「老齢年金」、障害給付は「障害年金」、遺族給付は「遺族年金」と呼ばれることが多いです。