年金の「もらい忘れ」とは

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年金の「もらい忘れ」とは

年金は、自分自身で申請しないと受け取ることができません。

 

現在、5000万件以上の年金加入記録が宙に浮いている、という問題が発生しています。

 

自分の年金記録について正しいかどうかを確認し、「もらい忘れ」の年金があれば取り戻すことが大切です。

 

年金加入記録において、「未納期間」が本当に未納だったかを確認しましょう。

 

過去に勤務していた会社の名前や期間、パートやアルバイトをしていたお店や期間なども、思い出してください。

 

「もらい忘れ」の多いケースは、以下の通りです。

 

名前の読み方を間違えられやすい人
担当者が誤った氏名で登録している事があります。

 

転職をした人
複数の年金が統合されていない可能性があります。

 

結婚した人
旧姓の加入記録が統合されていない事があります。

 

アルバイト・パートをした人
知らないうちに、厚生年金に加入していたケースがあります。

 

年金手帳・年金番号が複数ある人
年金手帳または年金番号が複数ある場合は、それらの記録が1つに統合されていない可能性があります。

 

年金受給の時に、両方の番号で請求しなければ「もらい忘れ」となります。

 

さらに、以下のようなケースも注意してください。

 

◇勤務していた期間が短かった人
◇学生時代に親が保険金を支払ってくれていた人

◇戦時中に軍事工場で労働していた人
◇住所変更の多い人

◇会社が他の会社に合併・吸収された人
◇会社の退職時に、脱退手当金を受け取ったと思っている人

◇会社内で勤務地が変更になった人

 

また、配偶者や親が死亡した場合は遺族年金が支払われます。

 

ここでも「もらい忘れ」をしている場合がありますので、すでに遺族年金を受け取っている人も、配偶者・親の年金記録を再確認してください。